儲かったら馬を買え

花岡のTシャツ専門店は大成功をし、全国32店舗、年商45億円の会社にまで成長した。

塚原会長は花岡に馬を買うことを勧める。
「馬を買うのは身分不相応というか、若輩者が馬を持つと世間から冷たい目で・・・」と言う花岡に対し、塚原会長は「そういう若手経営者多いんだよね。だから日本はダメなんだ。」と言う。

世間の人は、馬などの道楽にうつつを抜かさず、堅実に控えめに仕事一筋が正しい経営者の姿だと思っている。

しかし、金持ちが馬を購入しなければ、誰も買う人間はいない。

それでは、競馬は成り立たず、馬は殺され、優秀な遺伝子とそれを育てる技術も失われてしまう。

その結果、日本から競馬という文化が消滅し、競馬を楽しむ何百万という娯楽を奪うことになる。

金持ちは文化と伝統を守る義務と責任がある。

馬を買う、音楽会のスポンサーになる、絵画展を支援するなどして社会に還元することが本当の謙虚さというもの。

その責任を果たさずに、せっせと貯め込むやつこそ、社会の悪。

金は水と同じ。

貯めたら腐るだけで何の価値もなくなる。

海が雲を生み、雨を降らせ、川を流れて海に戻る。このように循環するから途中で様々な価値を生み、恩恵をもたらす。

どんな水の流れを作りたいのか?小さなせせらぎで満足するか、大地を潤す大河を作るか。それは経営者の考え次第。


【起業を目指す24歳サラリーマンの感想】
日本だと「贅沢は敵」みたいな考えを持っている人が多いですが、お金を貯め込むのではなくお金を使うことが社会に還元することなんですね。

つまり、高い買い物をしてお金をどんどん使った方が、社会貢献度は高いという。消費税もその分、払いますし。

こういう人が増えたら、日本はもっと経済的にも精神的にも豊かな国になるんでしょうね。

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