会社が上場するということは、会社が株主や従業員、取引先、社会全体の共有財産になるということ

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大手商社の井川は、花岡の会社が上場したら買収しようと企んでいる。

井川は花岡の会社の生産管理部門のトップであり取締役の1人・ヤエコをディナーに誘い、自分の味方にしようとする。

井川のことが嫌いなヤエコは、「あんたの会社なんかに買収されるもんですか」と言うが、井川は次のように対抗する。

あなたの会社のような小さな会社が株を公開するということは、アフリカの草原に放り出されたシマウマの子供のよう。

いつ腹を空かしたライオンに襲われても仕方ない。これが弱肉強食の経済原理の世界。

別の場所では、取締役の1人・大林が証券アドバイザーの牧と話している。

牧は大林に会社が上場することの意味を説明する。

上場するということは、会社が創業社長の個人商店ではなくなり、株主・従業員・取引先・社会全体の共有財産になるということ。

たとえるなら、一介の戦国大名が天下統一を目指すと宣言することと同じ。

天下統一を実現するためには、配下の大名や民衆の支持が不可欠。取りまとめに失敗すれば、すぐさま下剋上が始まる。

仮に、主従の逆転が起きても、それは歴史の必然であり、そうなることが後の国家発展の礎であり、神の導き。

同様に、企業においても創業者が排除されたとしても、それは運命であり、逆らうことはできない。

【起業を目指す24歳サラリーマンの感想】

上場するって響きはいいですが、上場してからが大変なんですね〜。

「株を公開するということはアフリカの草原に放り出されたシマウマの子供のよう」というセリフが強烈です。

弱い会社は強い会社に食われてしまうんですね・・・。