海外事業をするなら現地の生産者を豊かにして消費が増える「地産地消」

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株主総会で外資系ファンドに海外事業、特に中国における展開の遅れを指摘された花岡。

花岡はその理由を次のように説明する。

正直、海外展開は面倒くさい。やりたくないというのが本音。

でも、上場して株式公開した以上、Tシャツによる世界制覇を目指して事業を海外にも拡大していくことは誓う。

ただ、過去の成功例をなぞるだけではなく、我々独自のアイデアがある。

なぜ、海外事業が遅れ、人材も資金も投入量が十分ではないかというと、「やりたくないけどやる」を理念としているから。

つまり、「どうすれば我々がやらなくても儲かるか」「いかに楽して儲かるか」ということ。

それを実現するためにこだわっているのが、徹底した現地化。極限まで現地スタッフで運営させて商売させる。

人口が多く、多くの消費が見込める場所の近郊に生産拠点を構え、現地の人間を雇用し、給与を払う。

そうすれば、生産者は同時に消費者にもなる。生産者を豊かにして、消費が増えるというサイクル。

地元で生産し、同時に消費する。まさに、地産地消(ちさんちしょう・地域生産地域消費の略語で、地域で生産された農産物や水産物をその地域で消費すること)。

だから、海外事業は時間がかかるし、日本からの人材も資金も大量投入していない。

我々の海外進出の仕方は侵略ではなく、現地にそろりと静かにお邪魔させていただくもの。

その結果、儲けを本社にいただければ十分。

【起業を目指す24歳サラリーマンの感想】

外国で現地の雇用を増やすということは、生産者を育てると同時に消費者も育てているんですね。

結果、自社の商品の売れ行きもよくなるという。この地産地消の視点は、僕の中にはなかったので、勉強になりました。

結局、あらゆることはつながっているんですね。