金はモノを言わない、モノを言うのは人間だ

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会社が上場してから、製造部門の主任・ヤエコが大企業による資金にモノをいわせた買収を心配する。

そんなヤエコに花岡は「金はモノを言わない、モノを言うのは人間だ」と言う。

たとえば、100円硬貨。

100円硬貨は誰かがはじめに「これは100円」と決めて、それに全員が従い、100円として世の中に流通した。

しかし、誰かが100円硬貨を「50円の価値にするべきだ」と声を上げたとする。

そのことに賛同し「そうだ、100円硬貨の価値は50円だ」と同調する者が増えれば、100円硬貨は100円の価値があるという認識は揺らぐことになる。

そして、不安定な状態は困るので、間をとって75円にしようという案が出てきたりする。そして、一度変動すると、その後、どうにでも変動する。

問題は、金を持つ人間の気持ちが明るいか、暗いか、どういう気分かで変わる。

つまり、金とは人の感情があってはじめてその価値が決まるもの。

だから、大切なことは買収相手が持っている資金額ではなく、相手がどんな気分でいるかということ。

買収に関して言えば、相手にイヤな気分、つまり買収しても旨味がないと思わせれば、買収されない。

そのためには、株価を高く保ち、安く買えない状態にしておくこと。

【起業を目指す24歳サラリーマンの感想】

結局、お金自体ではなく、そのお金を使う側の問題なんですね。

あと、株価を高く保ち続けるということは、安易に買収されない対策にもなるんですね。

逆に、株価が低迷すると、望まない相手に買収されやすくなるという。