無能な経営者は、一見、信用できそうな人間を欲しがる

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花岡の会社を買収することしか考えていない大手商社に勤める井川。

そんな井川を自分の会社の専務として雇うことにした花岡。

井川と一緒にやってきた秘書に「もっとお前の会社から人を引っ張ってきて欲しい。できれば、いかにも信用ができなそうなヤツを」と要求する花岡。

井川の秘書は「信用できそうなヤツ」ではなく「信用できなそうなヤツ」を求める花岡の真意を理解できないでいる。

そんな秘書に、花岡は次のように説明する。

だいたい経営者っていうのは、誰1人、社員を信用していない。信じているのは自分だけ。

無能な経営者は、一見、信用できそうな人間を欲しがる。

社員も経営者の信用を得ようとして、経営者の方しか向かなくなる。

社長も忠実で従順な社員達に囲まれて満足する。

しかし、これが会社をダメにする。

つまり、一見すると信用できそうな社員が会社を腐らせる。そんな社員はエサを食べてるだけの室内犬と同じ。

シッポを振っているだけの室内犬は、この会社にはいらない。

この会社は森や草原を駆けめぐり、自分で獲物を捕って食う狡猾(こうかつ ※ずるく悪賢いこと)な狼(オオカミ)の集団にしたい。

だから、俺の首を狙うぐらい、したたかで悪賢い狼のような社員に来て欲しい。

【起業を目指す24歳サラリーマンの感想】

経営者が周りを室内犬で固めてお山の大将になってしまったら、会社は大きく成長しないということですね。

ただ、自分の首を狙うような社員がたくさんいても、ムダに疲弊しそうですが・・・。